休日

5時半くらいに起床。

妻は山登りに行くので、一緒に早めの朝ごはん。

掃除、洗濯、買い物を早めに済ませる。

自転車の掃除。

後輪のタイヤがすり減っていたので自転車屋でタイヤ交換。

 

午後は映画「ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス」。

上映時間は3時間26分ということで、途中で10分の休憩あり。

ナレーションはなく、「NYPLはこういう場所ですよ」的な説明はないので、最初ちょっと戸惑った。

本館と分館、講演会、スタッフによるミーティング、館内の様子等。

分館のイベントでは高齢者向けのダンス教室(カルチャー教室みたいな感じ)もやっていた。

日本の公民館のような役割も果たしているのかもしれない。

無料のインターネット接続装置(ポケットwifiみたいなもの?)をインターネット接続環境のない家庭に配布していたりと、役所的な役割も担っているようだった。

一番印象に残ったのは、図書館で開催される講演の様子。

知識がないので、講演者はコステロパティ・スミスくらいしか分からなかったけど、講演を聞く人たちの姿がとても印象的。

老若男女、様々な人たちが、講演を熱心に聴いてる姿は、図書館の存在意義を象徴しているように思えた。

映画終盤の利用者とスタッフの対話(マグロウヒル社の教科書にある黒人奴隷の解説の件)の場面も良かった。

講演会などで単に情報を受け取るだけでなく、自らの考えを発言したり、利用者同士で話し合いをする場所としても図書館は機能していた。

映画中、建築士の人が「図書館とは人なのです」と言っている場面があったけど、まさにそのことを(ナレーション不要で)表現している映画だった。

 

※その他、ホームレスへの対応、ベストセラーの購入なんかは、日本の図書館と同じくアメリカでも問題になっているんだな。

 


『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』予告編